言語はその国の文化を象徴する一つで、その国にしか無いニュアンスや単語を見つける事が出来てとても面白いですよね!
フィリピンには多くの言語がありますが、マニラなどを中心に使われて公用語の一つとなっているのがタガログ語です。元々スペイン語から派生された言語ですが、英語やスラングが入ってくる事で徐々にモダンなタガログ語が使われるようになりました。
モダンなタガログ語ではなく、もう少し深いタガログ語を外国人が使ったらどの様なリアクションになるのか、オーストラリア人がYoutubeにアップロードした動画が話題になってます!
フィリピンの言語と言えばフィリピン語ですが、他にもビサヤ語、イロンゴ語、などエリアによって言語が違っていたり、同じ言語でも訛りや発音の違う地方言語があります。
数多くあるフィリピンの言語の中で1番良く使われるのがタガログ語。元々スペイン語からやってきた言語なのでスペイン語寄りとなっていますが、英語が加わって来たことで今は英語とタガログ語が組み合わさったタグリッシュ(Taglish)や現代用語が現在多く使われています。
母国語ではない他の言語を話せる様になるのはとてもアドバンテージな事。特にフィリピンでフィリピン語などを話せる様になれば生活などでものずごく役に立つのでとても良いですよね!
でも、現代風のタガログ語ではなくもう少しディープでフィリピン人が普段使わない様な言葉をペラペラと外国人が使ったらどんな反応があるのか、マニラに暮らすオーストラリア人がYouTubeに公開した動画がちょっとした話題となっています。
それが、こちらの動画”Hilarious White Guy Orders Jollibee Meal in ‘Deep’ Tagalog(白人男性がディープなタガログ語を使いながらジョリビーで食べ物をオーダーする)“。公開されたその日に4万ビューワー得た話題の動画となっています!
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動画内の会話の訳はこちら。
クリスさん: こんにちは、えーっと、何と言うんだっけ、Kaligaayan Manok(喜びの鶏=Chicken Joy)をくれますか?
女性店員: Manok(鶏)?
男性店員: 鳥の事だ!チキンジョイの事だね!
クリスさん:その通り!、Dib-dip(胸肉)の部分はあるの?
男性店員:サイの部分とレッグの部分ならあります。
クリスさん: サイってどういう意味だい?Hita(ドラム)とPaa(足)の部分と違うんだよね?
女性店員: そうです。サイ(Thigh)の部分はリブの近くにある・・・とにかくサイです!
(タガログ語で説明するのが難しくなった店員は「これです!」とメニューを見せる)
クリスさん:(続けて)・・後もう一つ、
(テロップ – 注意:くだらないジョークです)
クリスさん:・・・パッキャオバーガーをくれるかい?
女性店員: (戸惑いながら)あー!チャンプバーガーの事ね!
クリスさん: その通り!彼はチャンピオンだからね。
(店員一同大爆笑)
クリスさん: Dobling-Sarapにしてくれるかい?
女性店員: Dobling-Sarap・・・。
クリスさん: もしくは、Dalawang Beses Sarap
女性店員: 彼が何をオーダーしたいのか、ちょっとわからないわ。
男性店員: 多分、チャンプバーガーのダブルなのかも。でもお客さん、チャンプはシングルパティしかありませんよ!
クリスさん: それじゃ、Pritong Patatas(揚げたじゃがいも)をくれるかい?Maliliit na size(小さなサイズ)で
女性店員:(笑)
男性店員: ほら取って来なさい(笑)
(店員さんはこれに大爆笑)
クリスさん: じゃ、コーラ Bokya(何もない = ゼロ)、コーラ Wala(何もない = ゼロ)をちょうだい?コーラ Kalabasa(かぼちゃ)、コーラ Patatas(じゃがいも)、コーラ Itlog(たまご)でも良いよ!
男性店員: もう面白すぎてだめになりそう・・(笑)
クリスさん: オーダーしたもの確認したいのだけど。
女性店員: チャンプ・パッキャオ、バーガー・パッキャオを一つ、Pritong Patatas、そしてコーラBokya、そしてManokを2つですね!
クリスさん: Kaligayan(喜び)だよね?
女性店員: はい、Kaligayan Manokです
クリスさん: 全部でいくら?
女性店員: 270ペソです
クリスさん: 割引はあるの?
女性店員: ありません
(拍手のテロップ)
クリスさん: 少しだけ、割引無いの?
女性店員: ありませんてば
クリスさん:(男性店員に)割引はないの?
男性店員:ありません
クリスさん: じゃDalawa Atus At Singkwenta(250ペソ)で良いんだよね!
(テロップ:言い方を間違えています)
女性店員:まるでパブリックマーケットで買い物しているみたいですね。マーケットじゃないのにここ(笑)
クリスさん:割引は無いのね。フィックスプライスなんだ。
クリスさん:(続けて)ジョリビーをタガログ語で言うと何になるんだい?
男性店員: Masayang Buyong(喜ぶハチ)ですね!
クリスさん: じゃまたこっちに来る時はMasayang Buyongに行くと言えば良いんだね!
クリスさんはマニラ在住のコックですが、Maputing Cooking(白い料理)というYouTubeチャンネルにフィリピン料理などを調理した動画を公開しているビデオブロガーでもあります。
白人男性が流暢なタガログ語を使う所は凄いですが、少しシュールにも見えるのが面白いところ。そしてジョリビーの店員さん達もクリスさんのジョークなどに便乗している所もフィリピンらしい光景です。
クリスさんのように完璧に話さなくとも、ある程度フィリピン語やセブアノ語を話せる様になるとネタにもなるし、さらにローカルの人達との交流も楽しめると思います。
エキサイトセブでは覚えておくと良いセブアノ語・タガログ語や、基本的な挨拶、面白いジョークなども紹介しているので、使ってみたい!という方は是非下のリンクから記事をチェックしてみると良いですよ!
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(MIKIO)
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