セブに住んでいると意外と休日にすることがありません。友人からは「南国リゾートで最高じゃないか!」とよく言われるのですが、実際に在住していると毎週海に繰り出すわけでもなく、とても暑いので外にはなかなか出なくなったりします。そんな時に涼しく、楽しい映画鑑賞はいかがでしょう?
こちらセブで映画を見ようと思った場合はいくつかの方法があります。実際、一番安く手っ取り早いのはセブではどこでも販売されているCDドライブを購入し、コピー版の映画DVDを購入することなのですが、著作権などのことを考えると今回この方法はおすすめしないこととしたいと思います。その上で最新版を見るためには映画館に行くことになります。
今回訪れてみたのはセブ島「Jセンター」の4階にある「Jセンターシネマ」です。このような映画館は各モールに存在しており、SMやアヤラでも映画を見ることができます。筆者はマクタン島在住なので、マクタンから一番近いモールの映画館を今回は選んでいます。
チケットカウンターに並ぶと、購入者側に向いているパソコンの画面から、好きなシートを選んで購入します。カウンターのスタッフの方が見やすい場所などを教えてくれるので、何も考えずに並んでも問題はありません。
驚くのはその値段で、なんと160ペソ(約400円)です。日本であれば大人1人安くても1,000円はしますよね。セブではこんなに気軽に映画が見れるので、多くの方が列をなしてチケットを購入していました。日本と同じように先の時間のチケットを買うこともできるので、午前中にチケットを買っておいて午後見ることだってできます。
またこの看板に記載されているように、10枚まとめてチケットを買うと2枚がフリーになります。こちらに長く在住されている方にとってはとてもお得なプランですね!1600ペソ払うと320ペソ分得するということになるので、思い切って買ってもいいと思います。
チケットを購入すると切り取り部分付きの紙を渡されます。これも日本と同様、入場時に半券の回収があります。セブの映画館は思ったよりもしっかりしていて、日本のものとさほど遜色ないほどですので、日本人でも十分楽しめると思います。
今回は話題の映画「ワイルド・スピード7」が公開となっていたので、これを見てみることにしました。セブの映画館の上映期間は非常に短く、人気があってもなくても1週間〜2週間で打ち切りです。ちなみに 「ワイルド・スピード7」は人気があり、上映期間の延長がされていましたよ!
日本と少し違う点として、再入場者への扱いがあります。日本では一般的に半券を持っていれば再入場が可能だと思いますが、セブのこの映画館の場合には半券提示ではなく、入ってから初めて外にでる際に手などにスタンプが押されます。これはクラブ・ディスコでも同じシステムが取られています。もしチケットを無くしても確実に入場できるので筆者はこちらの方が良いのではないかと感じました。
場内の写真は少し暗くなってしまいましたが、スクリーンも大きく実際の上映中もとてもきれいに映っていました。またJセンターシネマでは行われていませんが、もっと大きなSMなどのモールにあるシネマでは、3Dのメガネをかけて見る映画も既に導入されています。正直あまり期待していなかっただけに、セブの映画館には少しびっくりしました!是非皆さんも時間があれば行ってみてください!
(Taku)