フィリピンは華僑、華人が多いため中国系の文化が多く根付いており、中華料理店も多くセブ島などで見かけることが出来ます。
エキサイトセブではモールなどで見つけられるオススメの中華料理店を紹介していますが、他のお店とはまた違った美味しいメニューがあったりするので、セブ島の中華料理店を色々チェックしてみるというのも一つの楽しみかもしれません。
今回は中華料理のセットメニューや他のお店にはないようなふわふわなかき氷を使った美味しいハロハロを提供している、Majestic(マジェスティック)というお店を紹介したいと思います。
突然食べたくなる中華料理。セブ島では色々なところで見かけることが出来るほか、回転率が速いのでスムーズに入れて、しかも美味しい料理を提供しているため人気のある料理カテゴリーの一つです。
アヤラモールでは2014年に新館がオープンしてから色々なレストランが登場してきました。今回紹介するのは2015年にアヤラモール新館の屋上エリアにオープンした中華料理店のMajestic(マジェスティック)です。
マジェスティックはペッパーランチがある映画館側から見て、中央エスカレーターの右側にあるエリアにあります。
このレストラン、アヤラモールでは新しくオープンしたレストランですが、SMモールには昔から「Majestic」という中華料理店があり、リブランドを兼ねてアヤラモールに進出したと思われます。
お店の中は広々としており、ところどころ中国のアクセントを入れているデザインになっているので、おしゃれな中華料理店というイメージになっています。ソファー席などもあるので、比較的ゆったりと食事を楽しむことが出来ます。
メニューを見てみると数多くの料理を取り揃えています。写真があまりないので、メニュー名や使われている食材を判断しながらのオーダーになってしまいますが、4人で楽しめるセットメニューを用意しています。
グループで色々な料理を楽しみたいという方はセットメニュー、一人や二人でレストランに来る場合はメニューからアラカルトを選ぶと良いでしょう。
今回筆者は3人でこのレストランに訪れたので、シェフセレクションセット(Chef Selection Set)をオーダーしてみました。6つの料理がついて、価格は880ペソ(約2,231円)です。
コース料理になっているので、15−20分待つとホット&サワースープ(Hot and Sour Soup)が先に到着しました。
黒酢をペースに鶏肉、豆腐、きのこ類が入った酸っぱいスープになっています。ツンと来る酸っぱさなので、好みが分かれてきそうなメニューです。アラカルトでオーダーする場合は165ペソ(約418円)。
そしてこちらがスチームフィッシュフィレ・タオシ(Steamed Fish Fillet Taoshi)。
フィッシュフィレオに黒豆や野菜をミックスさせた料理です。あんかけによって魚に味が染みてて風味があり、白身魚特有の柔らかさで食感を楽しむことが出来ます。アラカルトでオーダーする場合は235ペソ(約595円)。
続いて肉料理であるスパイシーガーリックスペアリブ(Spicy Garlic Spare Ribs)がやってきました。
名前の通りにんにくと鷹の爪をベースにスペアリブを油で揚げたもの。
スペアリブ単体でもスパイスとにんにくの風味が効いているのでそのままでも美味しいですが、一緒についてくるソースは酸っぱめなので、ソースをかけることで少しマイルドな味付けになります。アラカルトでオーダーする場合は230ペソ(約583円)。
口直しに良いのがこのミックスベジタブル・ステアフライ(Mixed Vegetable Sitr-Fry)。
フィリピンの中華料理店で定番のチャプスイと似ていますが、エビなどの海産物が入っていないものとイメージすれば良いです。野菜の味を活かした控えめの味付けになっているので、箸休めにも良いメニューになっています。価格はアラカルトで200ペソ(約507円)。
こちらはヤンチャオ・フライドライス(Yang Chao Fried Rice)。日本で見かけられるチャーハンと全く同じもの。
プリプリなエビとキャベツのシャキシャキ感がおいしく、あまり癖もないのでどの料理にも合うものになっていました。アラカルトでオーダーする場合はレギュラーとラージサイズの2種類があり、レギュラーが145ペソ(約365円)、ラージが290ペソ(約735円)になります。
最後はデザートのブチ(Buchi)。日本ではごま団子と全く同じもの。
中には風味のある白あんが入っており、口がしょっぱいと感じた時に美味しいと思えるデザートになっていました。アラカルトでオーダーする場合は3個入りで32ペソ(約81円)。
セットメニューは以上になりますが、追加で野菜春巻き(Vegetable Spring Rolls)とシュウマイ(Siomai)をオーダーしてみました。
春巻きは野菜が入っていたので美味しかったのですが、他のレストランのものに比べて比較的しょっぱ目に味付けされていました。中に風味のある野菜がもう一つ入っていたら、より良かったかもしれません。
シュウマイはエビが大きめに入っていて、プリプリという食感を楽しむことが出来て美味しかったです。一緒についてくるチリソースもどちらかと言うと甘めになっていたので、食べやすいのが良い所。価格はそれぞれ野菜春巻きが80ペソ(約202円)、シュウマイが68ペソ(約172円)
最後はこのレストランでオススメとされているハロハロをオーダーしてみました。スタンダードであるバニラと紫芋を使ったウベ(Ube)味が用意されています。
ハロハロと言ったら、かき氷に色々な食材が中に入っているというイメージが強いですが、こちらはソフトクリームのような柔らかい氷をメインにしているパフェのようなハロハロになっていました。
氷ではなく粘りのある牛乳を凍らせてかき氷にしている様なので、今までのハロハロにはないような濃厚な味になっていました。一応ハロハロなので、下の部分になると他の食材が見えてきますが、氷が非常に粘りのあるため混ぜるのに一苦労するかもしれません。
ウベ味はバニラと同じようにウベのクリームをかき氷の状態にしたものになっています。甘めのバニラと違って風味のある落ち着いた味付けになっており、こちらも美味しかったです。ハロハロの価格はそれぞれ108ペソ(273ペソ)になっています。
料理の味付けが少し塩っぱいと感じたものの、それぞれアラカルトでオーダーするよりお得なセットメニューがあるのは良い所。また他のレストランにはないようなユニークなハロハロも用意しているので、行ってみる価値はあると思います。
時間帯にもよりますが、比較的スムーズにお店の中に入れると思うので、友人たちと色々な中華料理を食べたいという方はぜひこちらのマジェスティックに行ってみると良いでしょう!
(MIKIO)