チョコレートと言えば、甘い誘惑に負けてついつい食べてしまうものですが、女性の皆さんはカロリーも気になるところ。ところがチョコレートを食べる頻度が高い人ほど太りにくく、集中力や記憶力を高めるなどといった多くのありがたい効果が実証されている食べ物でもあります。これを知ってしまってはチョコレートを我慢する理由もなくなりますね!
チョコレート専門店と言えば、Ralfe Gourmet Chocolate Boutique(ラーフ・グルメ・チョコレート・ブティック)について、またそのお店の方の想いについてご紹介しました。
今回はこのRalfe Gourmet Chocolate Boutiqueの後身のお店となる、Chocolate Chamber(チョコレート・チェンバー)をご紹介します。
このチョコレート・チェンバーは今から5年前にオーナーがマボロ地区にオープンし、昨年からはロビンソン・ガレリア(Robinsons Galleria)にも店舗を拡大していて、オーナーの娘さんが店舗を管理しています。今回筆者が訪れたのはロビンソン・ガレリア一階にある店舗です。このお店では100%セブ産のカカオを使用してチョコレートを生産しているそうです。オーナーの娘さんはチョコレートを毎日飲んでいるからか、とてもお肌の綺麗な方でした。
店内にはチョコレートの滝がありました。チョコレート好きにはたまらない光景ですね!
まずはメニューを注文するとコンプリメンタリーとして、カカオ豆の入ったチョコレートが提供されました。口に入れるとまろやかに溶けるチョコレートの中に、ほんのり苦味の効いたカリカリとしたカカオ豆が入っています。
まず店員さんお勧めのチョコレートドリンクを2点オーダー。ヴェネチアン・ホットチョコレート(Venetian Hot Chocolate; 185ペソ 約415円)とホットチョコレート・トリュフ(Hot Chocolate Truffle; 250ペソ 約560円)をチョイスしました。
ヴェネチアン・ホットチョコレートは、チョコレートの塊を温かいお湯の水筒に入れ、チョコレートとお湯が完全に溶けるまで振ります。これをカップに注いだ後、タブレヤのパウダーを上からかけて完成です。こちらはさっぱりとしたチョコレートドリンクでした。
一方ホットチョコレート・トリュフは、その名の通りトリュフがホットチョコレートに入っているため、とても濃厚で芳醇なチョコレートの香りを楽しむことができます。更にはスプーンにトリュフが1つ付いてくるので、これもまた嬉しいところ。トリュフはとても口溶けがよく濃厚なチョコレートでした。
次にフードメニューにはグリルド・ソーセージ入りのピザ(Grilled Sausage; 385ペソ 約863円)を注文しました。フードメニューにも全てチョコレートが使用されており、ピザにもタブレやが生地に練り込んであり、更にピザソースもチョコレートということで、味が想像つかずドキドキしながらの注文でした。
提供されたピザには確かにチョコレートがふんだんに使用されているのが分かります。そしてピザの中心には筆者が大満足した甘いトリュフまでトッピングされています。チョコレートソースは甘さは控えめでどちらかと言えばほろ苦いため、塩っ気の効いたピリ辛のソーセージとバジルのトッピングの絶妙なバランスには驚きとともに感動すら覚えました。生地は薄めでパリパリなので、薄めの生地がお好みの方には特にお勧めの一品です。
最後にデザートとしてケーキをオーダーしました。ケーキには5種類あり、通常のチョコレートケーキ、小麦粉を使用していないチョコレートケーキ、ビールを使用したケーキ、そしてワインを使用したケーキがあります。今回はホワイトチョコレートが層になったケーキをオーダーしました。しっとりとしたチョコレート生地に練乳を連想させる優しいホワイトチョコレートソースが何層にもなって入っています。今回は1スライスのみオーダーしたのですが、とても大きくカットされているため、2〜3人でシェアするのが丁度いいでしょう。1スライスの価格は310ペソ(約695円)です。
またチョコレート商品も数多く取り揃えてあるので、気に入った商品があれば家庭で楽しむのに、またはご家族やご友人へのお土産に購入するのも良いですね。
コーヒーチェーン店とは別の美味しい甘いドリンクに癒やされたい時には、お勧めの店舗です。甘いチョコレートで癒やされたい時には、チョコレート・チェンバーでチョコレートづくしの一日を送ってみてはいかがでしょうか?
(SHIORI)