スポーツカーといえばカーブが綺麗なフォルムにクールなデザインが印象的ですよね。デザインだけではなく、スピードに重視してレースなど運転を楽しむ(スポーツドライビング)事に適していることからスポーツカーと呼ばれています。
世界にはフェラーリ、ポルシェ、ランボルギーニなど有名なブランドがありますが、日本でもトヨタや日産、マツダなどの自動車メーカーからでも評価の高いスポーツカーが出ています。
日本や韓国などの東アジアのみならず、他のアジア各国でも自分の国で車を生産する国が多くなってきました。
フィリピンもその一つ。つい最近、Facebookなどのソーシャルネットワークで話題になっているフィリピン発の最初のスポーツカー、Aurelio(アーレリオ)が登場したのです!
スポーツカーといえば、ほとんどの人はポルシェ、ランボルギーニ、フェラーリなどといった欧州の車をイメージすると思います。アメリカや日本でも世界的に有名なスポーツカーはありますが、フィリピン発のスポーツカーは聞いたことがありますか?
それがこのAurelio(アーレリオ)という車。
アーレリオはブライアン・ファクター、ケビン・ファクター、そしてブレンダン・アーレリオの若い工学系生徒達によって作られたものでした。
デザインはスポーツカーらしい感じになっており、ドア部分はマクラーレン P1、フロント部分はフェラーリ・458イタリア、リア部分はランボルギーニ・アヴェンタドールをイメージしているかのようです。
ボディはオリジナルですが、この車に使っているエンジンはホンダVTECB16A型(旧型ホンダ・シビックのもの)、三菱の2リッター4G63T型ターボチャージエンジン(1997-2007の三菱ランサーエボリューションで使われていたもの)のどちらかを選ぶことができること。
最新のスポーツカーと比べると少し足りないと感じてしまいますが、それでも515馬力で最高速度290km/hに達するそうです。
このスポーツカーの魅力は他にもあります。それは価格。
アーレリオは160万ペソ(約420万円)で提供されるそうです。日本のスポーツカーでさえ1000万近く行くので、本格的なスポーツカーでこの様な価格提供は驚きですよね!
安い価格で提供できる大きな理由はタイヤ、ブレーキシステム、トランスミッション、エンジンは外部からの発注ですが、車で使用するパーツの8割は全てフィリピンで製造しているからだそうです。
今のところ、プロトタイプとしてオレンジ色と黄色、青色の3台があるそうですが、既に注文は受け付けているそうです。オーダーメイド式なので1台作るのに4ヶ月掛かり、1年間で製造できる台数は10だそうですよ!
フィリピンの技術もいろんな分野で上がってきていますが、このようにフィリピン発の車なども増えていくと良いですよね。アーレリオについては、公式ウェブサイトやFacebookページもあるので、興味がある方は見てみると良いでしょう!
後はスポーツカーが走れる、ちゃんと設備された道路が多く増えれば良いと筆者は思いますけどね・・。
(MIKIO)
Source: Aurelio Concepts Inc, Facebook page, FHM, Carmudi